アイラトビカズラ。 ― 2010/05/03 21時09分
熊本県の北の方にある山鹿市方面へ行ってみた。
ここには以前から見てみたいと思っていたモノがある。
それがコレ。
アイラトビカズラと呼ばれるマメ科の植物だ。
葉っぱ、3出複葉。
アイラトビカズラは日本ではここにしか「自生」しないと言われ、国指定の天然記念物となっている。
今はちょうど開花の時期なので、車を走らせて見に行ってきたわけである。
このアイラトビカズラ、奄美や沖縄に自生しているイルカンダととても良く似ているのだ。 こちらが奄美のイルカンダの花。
イルカンダもアイラトビカズラも同じ「トビカズラ属」の植物。
ぜひアイラトビカズラの種子を見てみたいと思うのだけど、ここ熊本では結実しないらしい。
やはり受粉には何らかの動物が深くかかわっているのだろうか。
ただ、アイラトビカズラは過去にホルモン処理により結実したことがあるそうな。
どうやるんだろ、ホルモン処理って。。
ここには以前から見てみたいと思っていたモノがある。
それがコレ。
アイラトビカズラと呼ばれるマメ科の植物だ。
葉っぱ、3出複葉。
アイラトビカズラは日本ではここにしか「自生」しないと言われ、国指定の天然記念物となっている。
今はちょうど開花の時期なので、車を走らせて見に行ってきたわけである。
このアイラトビカズラ、奄美や沖縄に自生しているイルカンダととても良く似ているのだ。 こちらが奄美のイルカンダの花。
イルカンダもアイラトビカズラも同じ「トビカズラ属」の植物。
ぜひアイラトビカズラの種子を見てみたいと思うのだけど、ここ熊本では結実しないらしい。
やはり受粉には何らかの動物が深くかかわっているのだろうか。
ただ、アイラトビカズラは過去にホルモン処理により結実したことがあるそうな。
どうやるんだろ、ホルモン処理って。。
ハマナタマメを見に行く。 ― 2009/10/31 06時41分
昨日も用事あり、二日連続で日向市へ。
用事は午前中で終わり、昼は例によってハンバーガーをかじりながら近くの海岸に向かう。
前日に引き続き天気よく、少し動くだけで汗ばむほどの陽気。
そういえば以前花を咲かせていた ハマナタマメ の種子がそろそろ実っているのではと思い、見に行ってみた。
残念ながら一カ所はきれいに草刈りがされていて、ワサワサと繁茂していた葉やツルはキレイさっぱりとしていたが、別の場所を調べてみると、あったあった!!
ちょっと古くなってガサガサになったハマナタマメのサヤがふたつ。
開いてみるとかわいいマメが出てきた。
ハマナタマメと言えば種子が水に浮き、海流に乗って分布を広げるという「海流散布種子」の一種なのだけど、以前試しに奄美大島産のハマナタマメを水に浸けてみると、見事に沈んでしまった。
こちらのハマナタマメはどうかと試してみると、3のうち2つは浮いて、ひとつはサスペンド。
これなら胸を張って海流散布種子と言ってもいいんじゃないだろうか。。
用事は午前中で終わり、昼は例によってハンバーガーをかじりながら近くの海岸に向かう。
前日に引き続き天気よく、少し動くだけで汗ばむほどの陽気。
そういえば以前花を咲かせていた ハマナタマメ の種子がそろそろ実っているのではと思い、見に行ってみた。
残念ながら一カ所はきれいに草刈りがされていて、ワサワサと繁茂していた葉やツルはキレイさっぱりとしていたが、別の場所を調べてみると、あったあった!!
ちょっと古くなってガサガサになったハマナタマメのサヤがふたつ。
開いてみるとかわいいマメが出てきた。
ハマナタマメと言えば種子が水に浮き、海流に乗って分布を広げるという「海流散布種子」の一種なのだけど、以前試しに奄美大島産のハマナタマメを水に浸けてみると、見事に沈んでしまった。
こちらのハマナタマメはどうかと試してみると、3のうち2つは浮いて、ひとつはサスペンド。
これなら胸を張って海流散布種子と言ってもいいんじゃないだろうか。。
今年成長した漂着マメたち。 ― 2009/09/25 06時27分
昨年に引き続き、今年も奄美で拾った漂着マメを発芽させ、育てている。
成長の様子をマメHPでレポートする予定だったのだけど、これまであまりレポートもせず、だらだらと秋を迎えてしまった。
今年はレアなマメの発芽にも挑戦しているので、何とか記録を残さねばと思っているのだけど、なかなか手が回らないのだ。。
秋が深まると熱帯地域出身の漂着マメはほとんどが枯れてしまうので、とりあえず今のうちに写真だけでもと思い、たくさん撮りためている。
以下ちょっと紹介。
ちびモダマの細長いタイプで「 チョコモダマ 」と呼んでいるもの、発芽させてみると丸いタイプと全く同じような感じ。
Entada glandulosaというモダマの仲間ではないかということなのだけど、今のところはっきりとはわからず、もう一年ほど育てて様子を見てみたいのだけど、枯れるかな。。
「V字」などと呼ばれている不明種。
葉っぱの形はちょっと違うが、たぶんハカマカズラの仲間で間違い無いと思う。
タシロマメ の一種、今回はタシロマメをたくさん発芽させた。
成長した葉っぱを見ると、どうやら一口にタシロマメと言っても何種類かあるらしいということがわかった。
シロツブ 。
以前発芽させたものと比べると茎の部分が赤色っぽい。
Mucuna属かと思っていたヤツ、発芽させてみるとやっぱりDioclea属か??
今までのところ ワニグチモダマ 、 イルカンダ 、 ハンバーガー 以外、Mucuna属らしきマメは見られない。
、、、とまあ、新しい発見、疑問も盛りだくさんなので、早くまとめてレポートしなければと焦っている今日この頃。
最近マメたちがずいぶん寒そうにしているような気がする。。
成長の様子をマメHPでレポートする予定だったのだけど、これまであまりレポートもせず、だらだらと秋を迎えてしまった。
今年はレアなマメの発芽にも挑戦しているので、何とか記録を残さねばと思っているのだけど、なかなか手が回らないのだ。。
秋が深まると熱帯地域出身の漂着マメはほとんどが枯れてしまうので、とりあえず今のうちに写真だけでもと思い、たくさん撮りためている。
以下ちょっと紹介。
ちびモダマの細長いタイプで「 チョコモダマ 」と呼んでいるもの、発芽させてみると丸いタイプと全く同じような感じ。
Entada glandulosaというモダマの仲間ではないかということなのだけど、今のところはっきりとはわからず、もう一年ほど育てて様子を見てみたいのだけど、枯れるかな。。
「V字」などと呼ばれている不明種。
葉っぱの形はちょっと違うが、たぶんハカマカズラの仲間で間違い無いと思う。
タシロマメ の一種、今回はタシロマメをたくさん発芽させた。
成長した葉っぱを見ると、どうやら一口にタシロマメと言っても何種類かあるらしいということがわかった。
シロツブ 。
以前発芽させたものと比べると茎の部分が赤色っぽい。
Mucuna属かと思っていたヤツ、発芽させてみるとやっぱりDioclea属か??
今までのところ ワニグチモダマ 、 イルカンダ 、 ハンバーガー 以外、Mucuna属らしきマメは見られない。
、、、とまあ、新しい発見、疑問も盛りだくさんなので、早くまとめてレポートしなければと焦っている今日この頃。
最近マメたちがずいぶん寒そうにしているような気がする。。
ハマナタマメみつけた。 ― 2009/08/21 06時55分
日向市の海岸、ハマナタマメの花が咲いていた。
ピンク色がきれいな蝶形花。
ハマナタマメは主に亜熱帯の海岸に生育する植物で、奄美にいた頃はたくさん見られたのだけど、こちらにもちゃんとあるのだ。
さすが南国。
さて、ハマナタマメの種子は「海流散布種子」と言って、海流に乗って遠方へ移動し分布を広げるとされている。
奄美の海岸では漂着したたくさんのハマナタマメの種子を拾ったのだけど、当然ながらこれらはみんな水に浮かぶ。
ところが以前、試しに奄美大島自生のハマナタマメを種子を水に浸けると沈んでしまったのである。
これじゃ海流散布なんてできないはずなのだけど、なぜなのか不思議だ。
日向のハマナタマメ、種子がちゃんと浮くのかどうか試してみなくては。
ピンク色がきれいな蝶形花。
ハマナタマメは主に亜熱帯の海岸に生育する植物で、奄美にいた頃はたくさん見られたのだけど、こちらにもちゃんとあるのだ。
さすが南国。
さて、ハマナタマメの種子は「海流散布種子」と言って、海流に乗って遠方へ移動し分布を広げるとされている。
奄美の海岸では漂着したたくさんのハマナタマメの種子を拾ったのだけど、当然ながらこれらはみんな水に浮かぶ。
ところが以前、試しに奄美大島自生のハマナタマメを種子を水に浸けると沈んでしまったのである。
これじゃ海流散布なんてできないはずなのだけど、なぜなのか不思議だ。
日向のハマナタマメ、種子がちゃんと浮くのかどうか試してみなくては。
ジャケツイバラの種子。 ― 2009/07/30 07時09分
日向市へ出張。
帰り道、川沿いの道に見慣れないマメのサヤがたくさん見えた。
思わず自動車を急停止させ、確認のため引き返す。。
どうやらこれはジャケツイバラというマメ科の植物のようだ。
マメ科の植物というのは世界中に1万8千種もあって、キク科、ラン科に次いで種数が多い。
マメ科の分類ではマメ亜科、ネムノキ亜科、ジャケツイバラ亜科と大きく3つに分けられるのだが、ジャケツイバラはそのジャケツイバラ亜科の代表選手みたいなもんだろう。(マメ科に近縁のジャケツイバラ科とされたりすることもある。)
海岸で拾った漂着マメを見てみるとシロツブやハスノミカズラ、ナンテンカズラ、タシロマメなんかがジャケツイバラ亜科とされる。
道端のジャケツイバラ、サヤがたくさん出来ていたので採取してみた。
中を開いてみると1センチに満たないの楕円形の種子がいくつか。
黒っぽい縦のまだら模様で、よく見ると横に筋が。。。
これって、、、シロツブやハスノミカズラに見られる横筋とちょっと似ているな!!
さすが仲間だけある!!
帰り道、川沿いの道に見慣れないマメのサヤがたくさん見えた。
思わず自動車を急停止させ、確認のため引き返す。。
どうやらこれはジャケツイバラというマメ科の植物のようだ。
マメ科の植物というのは世界中に1万8千種もあって、キク科、ラン科に次いで種数が多い。
マメ科の分類ではマメ亜科、ネムノキ亜科、ジャケツイバラ亜科と大きく3つに分けられるのだが、ジャケツイバラはそのジャケツイバラ亜科の代表選手みたいなもんだろう。(マメ科に近縁のジャケツイバラ科とされたりすることもある。)
海岸で拾った漂着マメを見てみるとシロツブやハスノミカズラ、ナンテンカズラ、タシロマメなんかがジャケツイバラ亜科とされる。
道端のジャケツイバラ、サヤがたくさん出来ていたので採取してみた。
中を開いてみると1センチに満たないの楕円形の種子がいくつか。
黒っぽい縦のまだら模様で、よく見ると横に筋が。。。
これって、、、シロツブやハスノミカズラに見られる横筋とちょっと似ているな!!
さすが仲間だけある!!
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