冬を耐えた漂着マメ。2009/03/04 18時50分


昨年漂着マメ25個を植えた。

そのうち3分の2くらいが発芽して短い夏の間成長した。

そもそも漂着マメは遠い熱帯の国々から漂ってきたものなので、寒さにはめっぽう弱い。

冬になり枯れるのは当然なのであるが、ちょっとかわいそうな気がしたのでビニールを掛けるなどして保温を試みたのである。

 

しかし結果はむなしく、ほとんどすべてが枯れてしまった。。

モダマなどは12月末くらいまでがんばっていたのだけど、1月の寒さには耐えることができなかったようだ。


そんな中で現在も生き残っているマメは、ハスノミカズラとナンテンカズラ。





ともにジャケツイバラの仲間である。

ハスノミカズラは日本では石垣島や西表島などに自生し、ナンテンカズラは屋久島以南、奄美大島にも自生する。

いずれも、日本国内亜熱帯域に生育可能、つまり生粋の熱帯性ではなく、すこしは寒さに強いということなのだろう。


八重山にも分布するコウシュンモダマも生き残るのではと期待していたのだが、これは枯れてしまった。

もしかしたらあまり水やりをしなかったのがいけなかったのだろうか。。

生き残ったハスノミカズラとナンテンカズラ、だいぶん暖かくなったので、もうだいじょうぶだろう。

今年は大きく成長して花を咲かせてくれるとうれしい。

コメント

_ Shige ― 2009年03月04日 20時56分32秒

ジャケツイバラの仲間は強いのでしょうか?
コウシュンモダマがやられちゃったのは残念でしたね。
試したい気もしますが、名古屋はメッチャ寒いし、モダマに穴をあけるのが可哀相なので、やらずじまいです。

_ じょり ― 2009年03月04日 22時09分17秒

そういえばタシロマメも奄美では冬を越しました。
タシロマメもジャケツイバラの仲間ということなので、やっぱ強いんかも??

あと2ヶ月ほどしたらマメ植えを始めようと思います。
宮古島の「浜人」さんはそろそろ始められたようだし、これからの季節が楽しみです。。

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