星玉ソースの修復。2009/09/24 06時11分

星玉ソースをご存知ですか?
いつものフィールドから山ふたつほど離れた谷間に、思いがけず小さなハケを発見。

割れた機械栓式のびんがたくさん転がっていて一瞬期待させられたが、ハケの規模は小さく、今回は2つだけ収穫。

喜香堂塚田目薬と星玉ソース。

星玉ソースなんて初めて見たし、ネットで検索しても全くのノーヒット、カスリもせず。

謎のソースなのだ。。

実はこの星玉ソース、きれいに3分割していたものを修復した。

ガラスびんの修復はコレまでにも何度か挑戦したけど、これがなかなか難しい。

ポイントは接合面にしっかりと接着剤を塗り、空気(気泡)が入らないようにすること。

接着剤はガラスの屈折率に近いものを使うようにする。

アロンアルファなどのシアノアクリート系接着剤はガラスの屈折率に近いみたいだけど、硬化が早すぎるし接合面全体に接着剤がなかなか行き渡らないのでちょっと使いにくい。

そこで今回は1日かけて硬化するスロー系接着剤を使用。

これなら落ち着いてゆっくり作業ができる。

まずは胴体部分を接着、セロハンテープで固定し半日ほど放置、硬化した後余計な部分をナイフで削り取る。

次に肩から上を接着、内側にはみ出した余計な接着剤は曲げた針金にキッチンペーパーを巻き付けたものを使って、固まり始める前に拭き取っておく。

半日ほど置くと完成。

見る角度にもよるが、一見完品のようにもみえる、、かも??

接合部にワックスか油を塗り込めばより目立たないかもしれない。

類似品3兄弟、勢ぞろい!!

コメント

_ HBCたいちょー ― 2009年09月26日 00時09分49秒

すすすすすすすすすすすすす!すんげー!
は半端じゃねー!

_ じょり ― 2009年09月26日 07時06分56秒

星玉ソースなんて、見たことも聞いたこともないですよね。
割れていましたが、パーツが全部見つかってヨカッタです。
できれば完品が。。。

_ 大和秀丸 ― 2011年03月27日 12時44分20秒

星玉ソースの瓶 友達(西村章さん)が見つけました。栓はありませんが、欠けても割れてもいません
収集されているようですので譲って良いという事です。調査をかね山歩きの仕事に従事しています。
住所が判れば送りますとのことです。

_ じょり ― 2011年03月30日 20時49分41秒

大和さま
ありがたいお言葉ありがとうございます。
星玉ソースについては情報不足ですので、どの地域のどういうところで発見されたと言うような情報をいただければとてもありがたいです。
星玉ソース謎を解くヒントになるかもしれません??

_ acco ― 2014年02月19日 14時31分55秒

初めましてこんにちは。
「塚田喜香堂」で調べていたら
貴方さまのブログのみがヒットしましたので
質問させて頂いています。
「喜香堂塚田目薬」はいつ頃発売されて
いたものなのでしょうか?
唐突で申し訳ないですが
先日祖父が書いた「塚田喜香堂の薬」が良く効く
という様なセリフ入りの漫画を見つけたもので。
お教え頂ければ幸いです。

_ じょり ― 2014年02月23日 21時26分20秒

accoさまこんにちは。
お尋ねの件についてインターネットで検索してみましたところ、喜香堂というのは「日本一薬館喜香堂」のことらしく、兵庫県の養父市出身の塚田香蝶という人が大阪で設立、明治中頃から大正期に「オチニの薬」として全国にその名をとどろかせたとのことです 。

ざんねんながら「塚田目薬」についての詳細はわかりませんでしたが、どうやら店で売るようなものではなく、売薬さんが売り歩いていたものだろうと思います。

ところで、御祖父さまの書いた漫画というのはどういったものなのでしょうか?
大変興味がありますのでぜひ教えてください!

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://joliotkissme.asablo.jp/blog/2009/09/24/4594614/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。