これぞ真の虫、マムシ。2009/09/07 06時32分

マムシは真虫。
山の斜面にヘビが1匹、太さの割に短い体、カサついた体表。

頭を持ち上げ、尻尾をからからと振るわせて威嚇をする。

言わずと知れた悪名高き毒蛇、マムシ、毎年何千人もの人がコヤツらの被害に遭っているとのことだ。

その毒は非常に強くハブより上と言われるが、量は少なく、攻撃するときのジャンプ力も弱い、わざわざ噛みに近づいて来たりもしないので遠巻きによければまず噛まれることはない、はず。。

ただし落ち葉の色とよく似ていて目立たないのでうっかり踏みつけないように注意が必要だ。

それを差し引いても被害者がやたらと多いのは、マムシをつかまえようとして失敗するケースが多いのではと睨んでいるが、どうだろう??


マムシは漢字にすると「蝮」、または「真虫」と書く。

そもそも「虫」という漢字は頭をもたげたヘビをかたどった象形文字なのだそうだ。

つまりもともとは「虫」=ヘビ、マムシはヘビの中のヘビ、キングオブザヘビ、真のヘビと言うことじゃないかな。。。

ちなみに現在において「虫」というのは昆虫やクモ、ヘビやトカゲなどの小動物の総称として用いられるのだけど、これは「蟲」という漢字の略字だそうだ。