今年成長した漂着マメたち。2009/09/25 06時27分

ちびモダマの巻きひげ。
昨年に引き続き、今年も奄美で拾った漂着マメを発芽させ、育てている。

成長の様子をマメHPでレポートする予定だったのだけど、これまであまりレポートもせず、だらだらと秋を迎えてしまった。

今年はレアなマメの発芽にも挑戦しているので、何とか記録を残さねばと思っているのだけど、なかなか手が回らないのだ。。

秋が深まると熱帯地域出身の漂着マメはほとんどが枯れてしまうので、とりあえず今のうちに写真だけでもと思い、たくさん撮りためている。

以下ちょっと紹介。


ちびモダマの細長いタイプで「 チョコモダマ 」と呼んでいるもの、発芽させてみると丸いタイプと全く同じような感じ。

Entada glandulosaというモダマの仲間ではないかということなのだけど、今のところはっきりとはわからず、もう一年ほど育てて様子を見てみたいのだけど、枯れるかな。。


「V字」などと呼ばれている不明種

葉っぱの形はちょっと違うが、たぶんハカマカズラの仲間で間違い無いと思う。


タシロマメ の一種、今回はタシロマメをたくさん発芽させた。

成長した葉っぱを見ると、どうやら一口にタシロマメと言っても何種類かあるらしいということがわかった。


シロツブ

以前発芽させたものと比べると茎の部分が赤色っぽい。


Mucuna属かと思っていたヤツ、発芽させてみるとやっぱりDioclea属か??

今までのところ ワニグチモダマ イルカンダ ハンバーガー 以外、Mucuna属らしきマメは見られない。


、、、とまあ、新しい発見、疑問も盛りだくさんなので、早くまとめてレポートしなければと焦っている今日この頃。

最近マメたちがずいぶん寒そうにしているような気がする。。

コメント

_ こーれ ― 2009年09月27日 23時38分20秒

漂着した種子でも結構発芽するんですね!

_ じょり ― 2009年09月29日 08時06分44秒

もともとこれらの植物は海流にのって種子を運び、分布を広げるという作戦のようです。
もっと暖かい地域なら漂着した種子が海岸で勝手に発芽して成長すると思いますよ。

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