イチイを護れ。2009/11/14 06時41分

イチイを護る。
雨が降り霧が立ちこめる中、標高1600メートルくらいの場所に赴いた。

ここには直径1メートルを越すようなイチイの大木が群生している。

イチイというのは比較的寒冷な場所に自生する常緑針葉樹で、アララギとも呼ばれる。

成長が非常に遅く、このような大木になるまでに数百年は要したと思われる。

そんなイチイの古木が危機に瀕しているのだ。

ご覧の通り、皮を剥がれて瀕死の状態。

すでに枯れてしまっているものも多い。

犯人はこの辺りで激増したシカ、イチイの皮がウマいのか樹液がウマいのか、イチイの木のほとんどがこのように皮を剥がれてしまっているのだ。


たいがいの樹木というのは一回り皮を剥げば簡単に枯れてしまう。

イチイの生命力はかなり高く、少々なら再生するようなのだけど、頻繁に食われてはさすがにダメらしい。。

そういうわけで、イチイ大木の群生を保護するため、木の幹まわりにネットを設置する作業を行った。

時間がかかるかもしれないが、再び元気な葉を茂らせてほしいものだ。。

ついでに、ナメコ発見。。

コメント

_ Shige ― 2009年11月14日 09時56分55秒

いいな~ナメコ!!
これから冬が本番だよね。
雪が降るようになって、傘の大きいやつの大群見つけると、小躍りしちゃうね。

_ じょり ― 2009年11月14日 22時19分21秒

これからの時期のナメコは虫食いもなくて味も最高ですね。
ただこの辺りでは標高の高いところじゃないと見つからないようです。
富山でもいいのが出てきているみたいですよ!!

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