晩秋のムキタケ。2009/10/29 06時45分

晩秋のムキタケ。
山の木々が美しく鮮やかに紅葉している。

はて昨年もこんなにキレイだったろうかと、撮りためた写真を見返してみても、今ひとつぱっとしないものばかり。

写真のウデは昨年とたいして変わりないはずなので、やはり今年の紅葉は特別であるらしい。。

そんな紅葉も標高1400メートル以上の場所では盛んに落葉し始め、もはや晩秋の様相。

そして倒木には昨年同様、ムキタケがたくさん生えていた。

ムキタケはちょうど晩秋の今頃に生える、食べられるキノコだ。

特徴的な味があるわけでもないのだけど、せっかく見つけたわけでもあり、年に一度のことだと思ってたくさん採ってきた。

鍋に入れるか、炒め物にでもして食べるとしよう。。


ムキタケは毒キノコのツキヨタケとよく似ているのだけど、区別はかんたん。

半分に割るとツキヨタケには黒っぽいシミがあるのとムキタケは表面の皮がペロリときれいに剥けるという点で区別ができる。

今年はキノコが不作だというのに、このムキタケは昨年と同じ場所、同じ時期に顔を見せてくれた。

春になるとかならずサクラが咲くように、秋が深まると木々の葉は色づき、このムキタケはかならず生えてくるのだな。。