カツラの香り。2009/10/14 07時01分

カツラの香り。
富山の山間部はさすがに朝晩が寒く、「宮崎の北海道」で一年半鍛えたこの体をもってしても、、と言いたいところだが、どちらかと言うと人より風邪を引きやすい体質では、富山の寒さに太刀打ちできるわけもなく、案の定体調を崩す結果となっている。

インフルエンザのようなヒドい症状ではないのだけど、一日中鼻が詰まり、頭がボーっとする。

鼻が詰まっているので夜眠ると時々呼吸困難に陥り、苦しさに目を覚まして、やっと口で呼吸することを思い出すというありさま。

そんなことを夜中に何回もしているせいで、朝起きても頭がぼーっとしているのだと思う。。


山ではカツラの木が葉を黄色く染め始めていた。

カツラの木は渓流沿いや沢沿いの湿ったところによく立っていて、姿がとても上品な感じなので「貴婦人」などという言葉がよく似合うと思う。

落葉は甘い香りがするとのことだが、鼻が詰まっているのでそんなものはよくわからない。

カツラの上品な黄色と、きりりと冷たい谷間の空気だけが、ここ宮崎山奥にも秋が深まりつつあることを教えてくれた。。