カツラの香り。2009/10/14 07時01分

カツラの香り。
富山の山間部はさすがに朝晩が寒く、「宮崎の北海道」で一年半鍛えたこの体をもってしても、、と言いたいところだが、どちらかと言うと人より風邪を引きやすい体質では、富山の寒さに太刀打ちできるわけもなく、案の定体調を崩す結果となっている。

インフルエンザのようなヒドい症状ではないのだけど、一日中鼻が詰まり、頭がボーっとする。

鼻が詰まっているので夜眠ると時々呼吸困難に陥り、苦しさに目を覚まして、やっと口で呼吸することを思い出すというありさま。

そんなことを夜中に何回もしているせいで、朝起きても頭がぼーっとしているのだと思う。。


山ではカツラの木が葉を黄色く染め始めていた。

カツラの木は渓流沿いや沢沿いの湿ったところによく立っていて、姿がとても上品な感じなので「貴婦人」などという言葉がよく似合うと思う。

落葉は甘い香りがするとのことだが、鼻が詰まっているのでそんなものはよくわからない。

カツラの上品な黄色と、きりりと冷たい谷間の空気だけが、ここ宮崎山奥にも秋が深まりつつあることを教えてくれた。。

コメント

_ Shige ― 2009年10月14日 18時17分52秒

うちのご先祖様は、長野県の木曾なんです。
こっちも桂が多く、秋の早い時期にまっ黄色に黄葉します。
この葉っぱが落ちるとき、めっちゃ甘い匂いがあたりに漂うのですね。
あと、桂は上手く乾燥させると狂いの出ない木なので、引き出しの袖板なんかにも使いますね。わたしの好きな木です。

_ も○た ― 2009年10月14日 22時37分29秒

こちらは最近、セイタカアワダチソウの花粉が飛びまくっているので、わたしゃ若干花粉症みたいになっておりますワイ。

_ じょり ― 2009年10月15日 06時56分39秒

Shigeさん
落ち葉の香りって、今まで気にしたこともなかったです。
とても上品な感じなので、自分も好きな木です。
倒木か枯れ木があったらノコギリで切ってみることにします。

も◯たくん
秋の花粉症と言えばヨモギ、ブタクサなんかが有名ですな。
他にもセイタカアワダチソウなどいろいろあるみたい。
一時期自分も花粉症かと疑ったことがあるのだけど、結局は風邪だった。。

_ ひう ― 2009年10月23日 13時09分02秒

色づいたカツラの匂い、好きです。奄美では嗅げないからなあ。

_ じょり ― 2009年10月23日 20時42分00秒

カツラのにおいって、あまりわからないんですよねぇ、、、
試しに葉っぱのにおいを嗅いでみたんですが。。

奄美の山の香りと言えば、ちょっときわどいスダジイの花の香り、モワンとした土と緑の香りなんかを思い出します。
あと海岸ではよくサトウキビみたいな青臭いような甘いような香りがなつかしいです。
あれって何の香りなんだろうか。。

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