ヤマシャクヤクの白い花。2009/05/09 06時57分

ヤマシャクヤクの白い花。
そろそろヤマシャクヤクの花が咲いた頃だろうと思い、行ってみるとたくさんの白い清楚な花が風に揺れていた。


「立てば芍薬、座れば牡丹、、、」という、美女を例える美しい花なのだが、、何事も見た目でだまされてはいけない。

白い清楚なヤマシャクヤクには毒があり、口にすると嘔吐、胃腸障害を引き起こすのだそうだ。

この自生地はシカの食害がひどい場所でもあるのだが、ヤマシャクヤクはご覧の通り、青々と茂り優雅に花を咲かせている。

シカは「芍薬」の本性を知っているので、清楚だからとむやみに手を出したりはせず、結果的に行き遅れの美人さんたちがこのように群生するようになったのだ。


一方で「芍薬」は漢方薬の代表的な鎮痛剤の一つでもあり、時々お世話になる葛根湯(かっこんとう)にも配合されているらしい。

使い方次第では薬にも毒にもなるということか。。。

う〜ん。。