小坂分校☆アマミ資料室

ふと道路の脇のクマザサを見てみると、たくさんのつぼみがついていた。

ササやタケはイネ科の植物で、タケノコの皮が剥がれ落ちるのはタケ、はがれずに残るのがササ。

そこら中にたくさんはえているササなのであるが、花を見ることって意外と少ない。

タケやササがイネ科と言われてもピンとこないが、花を見ると確かにイネっぽい感じだ。。


調べてみるとササは４０〜６０年周期で開花し、栄養価の高い実をたくさんつけた後、枯れてしまうのだとか。

今回の開花はどうやら一部だけのようだが、いっせいに開花結実するとササの実が地表を埋め尽くし、その後ネズミの大量発生を引き起こすと言われている。

どんな味なのかよくわからないが、ササの実は意外とウマいらしいので今度試食してみようと思う。