セミの幼虫。2009/10/03 07時15分

セミの幼虫発見。
土をほじくっていると、セミの幼虫がでてきた。

セミの幼虫と言えばなんとなく見慣れている感じがするのだけど、実際見慣れているのは抜け殻。

生きた中身入りのセミの幼虫は地中で木などの汁を吸って生活しているので、見かける機会というのはとても少ないと思う。

夏の羽化の時期なら羽化直前の幼虫が木の幹を登っているのを見ることがあるのだけど、地中にいるセミの幼虫を見るのは初めてかもしれない。。


一般にセミというのは幼虫の期間が非常に長く、アブラゼミで6年くらい、もっと長いものではアメリカにいるジュウシチネンゼミというのが17年とされている。

とんでもない長い期間を地中で過ごすわけなのだけど、幼虫をアロエの株の根元で育てると普通より格段に早く成虫になるそうだ。

例えばアブラゼミだと3年くらいで成虫になったりするとか。

これがセミにとってありがたいことなのか迷惑なことなのかわからないが、、、


以前「子供ラジオ相談室」を聞いていると、アメリカのジュウシチネンゼミをアロエで育てるとやっぱり早く成虫になるのかと言う質問があった。

ジュウシチネンゼミは17年周期で大発生をするそうなのだけど、コレがもし10年くらいで成虫になってしまったら、フライングしたアロエゼミはさみしい思いをすることになるだろう。。

実際これが試されたことはないらしく、機会があれば試してみてくださいとのこと。

1年くらいならともかく、3年や5年でもちょっとムリだな。

たぶん忘れてしまうだろう。。

イモムシの白い綿毛。2009/09/04 06時40分

ババシロアシマルハバチ?
ぬかるんだ道路の上で、白い綿を全身にまとったイモムシを見つけた。

ま〜なんと変な虫!!

つぶらな瞳がかわゆいのだけど、触っても大丈夫なのだろうか??

とりあえず口でふ〜と吹いてみると白い綿毛がバサバサとなびいておもしろい。。

何の幼虫か、帰って調べてみると候補が3つ、ミツクリハバチ、ババシロアシマルハバチ、アゲハモドキ。

コイツらはみんな同じような白い綿を身にまとい、一見区別が難しく、脚の数やら食草で判別するといいらしい。

脚の数からいくとどうやらハバチ、葉から落ちたためか泥の上を歩いていたので食草はよくわからない。


白い綿はロウ物質だそうだ。

火をつけてやると、よく燃えるのだろうか。。

アリに悩まされる。2009/09/02 06時24分

一万の軍勢。
我が家の台所にアリがきている。

最初はネコさくらのエサを食べに来ていたようで、ネコさくらの皿はアリだらけ。

ネコさくらはこれに乗じてか、よりうまいエサをおねだりするので、困る。。

もしかしたら、わざとアリにマズいエサを食わせているのかもしれない。

そのマズいエサ、意外と高いのだよ、ねこさくら。。


アリのヤツら、最近ではゴミ箱に大挙して押し寄せるようになり、我が家の台所は毎日のように行列のできる評判の店となっているのだ。。

これ以上アリの横行が続くと本当に困るので、先日ホームセンターで「アリの巣コロリ」なるものを購入。

プラスチックの箱の中にアリ好みの毒エサが仕込まれており、これを巣に運んだアリどもは仲間もろとも天に召されると言う仕組みなのだけど、、、ぜんぜん毒エサに誘われる様子無し。

450円もしたのに、どういうことだ??


体長2ミリ弱の小さなアリ、なんと言う名前なのか知らない。

同じようなアリが数ヶ月前に我が家の前で長い長い行列を作って引越(?)をしていた。

正確に数えたわけではないけど、この時20センチくらいの行列に約100匹。

行列は少なくとも20メートルはあったので、単純計算でも1万匹か。。

こりゃ、一筋縄ではイカンな。。

囲まれとるわ、我が家。。

ハチが戦う。2009/08/18 07時02分

ミツバチVSスズメバチ。
蜂の巣箱のまわりをブンブンブンと飛び回るミツバチの大群。

何事かと思い見てみると、キイロスズメバチがミツバチの巣を襲っているところだった。

スズメバチのヤツらは肉食なので、ミツバチを襲い捕まえて食べたりするのだそうだ。

車の窓を閉切り、エンジンを止めてしばし観戦。。

数匹のキイロスズメバチが巣箱のまわりを飛び、これに対しミツバチの大群がブルンブルンと波のように体を震わせて威嚇をする。

1匹ずつだとスズメバチの方がはるかに強いはずなのだけど、ミツバチは息のあったチームプレーで応戦。

スズメバチが巣に近づくとスクラムを組んだミツバチが押し寄せ、取り囲み、団子になって熱を発生させスズメバチを蒸し殺す、というようなのをたしかテレビで見たことがある。。

そのためかスズメバチも不用意に近づかず、巣箱のまわりを飛んでは離れる。

こういう時って、心の中ではなぜかミツバチを応援してしまうのだよね。。


しばらくのあいだハチどもの戦いを見ていたのだけど、スズメバチより先に閉め切った車内が蒸し風呂状態になってきたので、たまらず退散。。

ミツバチのヤツら、うまく追い払うことができただろうか??

イカツイ顔の珍入者。2009/08/13 06時36分

だ〜れだ??
顔のアップ、これだ〜れだ??

三角の顔、両脇の大きな目、そして額にも目、ぶっといストロー状の口。

これはアブラゼミの顔だ。

いつの間にか我が家に迷い込んで来たらしく、バサバサと玄関を飛び回っていた。

これが雄ならギャーギャーと鳴き叫んで迷惑なことこの上ないのだけど、これは雌だった。

せっかくなので逃がしてやる前にしばし観察。。

子供の頃から思っていたことなのだけど、セミが吸血性じゃなくてホントにヨカッタと思う。

もし、この木をも貫くぶっとい針で突き刺され、血を吸われたなら、さぞかし痛いだろう。

目は5つある。

両脇のが複眼、真ん中の3つは単眼なんだと。。

そしてこの小さな赤い粒。

昔からなんだろかと思っていたのだけど、タカラダニというやつが寄生しているのだそうだ。

宝物をくっつけているみたいなのでタカラダニ。

ダニと言っても人間には得に悪さをしない、と思う。。


逃がしてやると元気に飛んでいった。

残りの夏を精一杯楽しんでほしい。。