意外と手強い、軟玉。 ― 2009/10/13 20時02分
ヒスイ海岸の石を物色していると、どれもこれもヒスイに見えてくる。
そんな紛らわしいヒスイの偽物は、みんなまとめて「きつね石」などと呼ばれる。
初めてヒスイ探しをしたときなどは、ズボンのポケットが「きつね石」でいっぱいになったものだ。。
今回拾ってきた「軟玉」(ネフライト)と呼ばれる石も、よくヒスイと間違えて拾ってしまう、代表的なきつね石だ。
ただしコイツは間違えて拾ってきたわけではなく、表面ツルツルで青みを帯びた深い緑色、とてもキレイなので拾ったのだ。。
軟玉は中国などでは重宝され、古代から装飾品などとして加工されたりしてきたようだ。
名前の通り「硬玉」すなわち「本ヒスイ」に比べると軟らかい。
そういうわけでコイツに穴でも開けてヒモを通し、首飾りにしてやろうと試みた。
プロクソンのルーターを持ち出して、ダイヤモンドビットでごりごり、、、、
これが意外とはかどらず、15分ほどしてやっと1ミリくらいの深さの穴ができただけ。
あと5ミリは掘らないと貫通しないだろう。
こりゃ、面倒なことになってきたぞ。
一日一ミリと決めておけば、今週末には穴があいているはず。。
そんな紛らわしいヒスイの偽物は、みんなまとめて「きつね石」などと呼ばれる。
初めてヒスイ探しをしたときなどは、ズボンのポケットが「きつね石」でいっぱいになったものだ。。
今回拾ってきた「軟玉」(ネフライト)と呼ばれる石も、よくヒスイと間違えて拾ってしまう、代表的なきつね石だ。
ただしコイツは間違えて拾ってきたわけではなく、表面ツルツルで青みを帯びた深い緑色、とてもキレイなので拾ったのだ。。
軟玉は中国などでは重宝され、古代から装飾品などとして加工されたりしてきたようだ。
名前の通り「硬玉」すなわち「本ヒスイ」に比べると軟らかい。
そういうわけでコイツに穴でも開けてヒモを通し、首飾りにしてやろうと試みた。
プロクソンのルーターを持ち出して、ダイヤモンドビットでごりごり、、、、
これが意外とはかどらず、15分ほどしてやっと1ミリくらいの深さの穴ができただけ。
あと5ミリは掘らないと貫通しないだろう。
こりゃ、面倒なことになってきたぞ。
一日一ミリと決めておけば、今週末には穴があいているはず。。
一年ぶりの富山へ。 ― 2009/10/12 23時00分
土、日、月の3連休は昨年の夏以来となる富山を訪れた。
例によってオバちゃんが開く山菜キノコ料理店でお世話になる。
夜には昔いっしょに夢を追いかけた(?)仲間が集まり、近況報告などをしつつ楽しい夜を過ごす。
思いがけず大学の同級生であるSくんも遊びに来ており、ちょっとした同窓会気分だった。
皆いまではそれぞれの仕事につき、それぞれの人生を歩んでいる。
それが何年経ってもこうやって顔を合わせることができるのは、オバちゃんとオバちゃんの店がいつも変わらずそこにあるからだ。
オバちゃんいつもありがとう。
さて今ではおなじみとなった名物五右衛門風呂。
今年も自分で火を焚いて、何度も何度も入る。。
窓の外には緑の山が一望でき、ソコらへんの温泉よりはずっとイイ。
今年は富山でもキノコが不作だそうだ。
かろうじて少しだけ生えていたナメコ。
日曜日にはKくんの運転で懐かしのヒスイ海岸へ。
何やら忙しそうなHくんも合流。
一見昔と全く変わっていない様子だが、今では一児のパパさん。
獲物のためならどこにでも行くような彼だったが、今は少しおとなしくしているようだ。。
台風の後でもあり、海岸にはヒスイがたくさん上がっているのではと期待したが、全くダメ。。
メノウなどを少し拾う。
海岸周辺にぽつりと立っている「ヒスイ小屋」のオヤジによると、潜らないといいのは見つからないとのこと。
潜れば100倍は見つかるらしく、こういうプロの連中は夏冬関係なく海が荒れて静まったとなると海に潜り、数百円からウン十万円という値段でヒスイ小屋に展示されているようなお宝を探してくるのだそうだ。
さらに、比重の関係で、岸の上では質の悪いものしか見つからないらしく、5年前に丸一日がんばって見つけた「お宝」も値札をつけるとウン百円ということになっていしまうらしい。
なんだかアホらしくなってしまうが、そういうもんではないんだよと自分に言い聞かせてリベンジを心に誓う。。
とてもたのしくなつかしい富山の旅だったが、なんと我が家からオバちゃんとこまで自動車、特急、新幹線を乗り継いで11時間もかかるのだ。
せめて5時間くらいなら行きやすいのに。。
でも、また遊びに行きます。。
例によってオバちゃんが開く山菜キノコ料理店でお世話になる。
夜には昔いっしょに夢を追いかけた(?)仲間が集まり、近況報告などをしつつ楽しい夜を過ごす。
思いがけず大学の同級生であるSくんも遊びに来ており、ちょっとした同窓会気分だった。
皆いまではそれぞれの仕事につき、それぞれの人生を歩んでいる。
それが何年経ってもこうやって顔を合わせることができるのは、オバちゃんとオバちゃんの店がいつも変わらずそこにあるからだ。
オバちゃんいつもありがとう。
さて今ではおなじみとなった名物五右衛門風呂。
今年も自分で火を焚いて、何度も何度も入る。。
窓の外には緑の山が一望でき、ソコらへんの温泉よりはずっとイイ。
今年は富山でもキノコが不作だそうだ。
かろうじて少しだけ生えていたナメコ。
日曜日にはKくんの運転で懐かしのヒスイ海岸へ。
何やら忙しそうなHくんも合流。
一見昔と全く変わっていない様子だが、今では一児のパパさん。
獲物のためならどこにでも行くような彼だったが、今は少しおとなしくしているようだ。。
台風の後でもあり、海岸にはヒスイがたくさん上がっているのではと期待したが、全くダメ。。
メノウなどを少し拾う。
海岸周辺にぽつりと立っている「ヒスイ小屋」のオヤジによると、潜らないといいのは見つからないとのこと。
潜れば100倍は見つかるらしく、こういうプロの連中は夏冬関係なく海が荒れて静まったとなると海に潜り、数百円からウン十万円という値段でヒスイ小屋に展示されているようなお宝を探してくるのだそうだ。
さらに、比重の関係で、岸の上では質の悪いものしか見つからないらしく、5年前に丸一日がんばって見つけた「お宝」も値札をつけるとウン百円ということになっていしまうらしい。
なんだかアホらしくなってしまうが、そういうもんではないんだよと自分に言い聞かせてリベンジを心に誓う。。
とてもたのしくなつかしい富山の旅だったが、なんと我が家からオバちゃんとこまで自動車、特急、新幹線を乗り継いで11時間もかかるのだ。
せめて5時間くらいなら行きやすいのに。。
でも、また遊びに行きます。。
ミニモニュ構造。 ― 2009/09/11 06時09分
こういうの時々、見かける。
柱状の砂や泥の上に小石が乗っかっている。
まるでアメリカのモニュメントバレーのような感じなので「ミニモニュメントバレー構造」略して「ミニモニュ構造」と、名付けてみた。。(ちゃんとした名前があるのだろうか??)
成因としては、やわらかい泥や砂の上に小石が乗っていて、雨が降った時に小石の下だけが浸食から守られてこのような構造ができたものと考えられる。
実際のモニュメントバレーは「メサ」とか「ビュート」とか言う浸食地形らしいのだけど、原理はこのミニモニュ構造と同じ感じだろうと思う。
これだけたくさん林立していると、中国の桂林みたいにも見える。
アメリカのモニュメントバレーにも、中国の桂林にも行ったことはないのだけど、これでがまんしとこう。。
柱状の砂や泥の上に小石が乗っかっている。
まるでアメリカのモニュメントバレーのような感じなので「ミニモニュメントバレー構造」略して「ミニモニュ構造」と、名付けてみた。。(ちゃんとした名前があるのだろうか??)
成因としては、やわらかい泥や砂の上に小石が乗っていて、雨が降った時に小石の下だけが浸食から守られてこのような構造ができたものと考えられる。
実際のモニュメントバレーは「メサ」とか「ビュート」とか言う浸食地形らしいのだけど、原理はこのミニモニュ構造と同じ感じだろうと思う。
これだけたくさん林立していると、中国の桂林みたいにも見える。
アメリカのモニュメントバレーにも、中国の桂林にも行ったことはないのだけど、これでがまんしとこう。。
白岩山のフズリナ。 ― 2009/08/23 10時45分
白岩山という山に登った。
ここは希少植物が多く自生しており、シカの食害からこれらを守るためにシカよけネットがぐるりと張られている。
そのネットが落石などにより傷んでいるため、今回補修、補強をするという作業を行なったのである。
さて、白岩山とはその名のごとく、白っぽい石灰岩からなる山。
以前富山にいた時、「白岩谷」とかってに自分で命名した谷があるのだけど、コレも真っ白の石灰岩が分布していたためにそう名付けた。
ちょっと共通するネーミングセンス。
そのせいか、白岩山は何となく親しみのある山に思えてしまうのだ。。
作業中、斜面に転がる石灰岩を見ていると丸いつぶつぶの入ったものや、筋のついたものがたくさん見つかった。
コレ、みんな化石なのである。
丸いつぶつぶはフズリナ、あまり形ははっきりしていないけどサンゴの化石もあった。
その他、貝やコケムシみたいなのも入っていた。
時間をかけて探せばアンモナイトくらい見つかるかもしれないな。。
フズリナは古生代の温暖な海に生息した単細胞の原生動物。
比較的短期間でたくさんの種類に進化し、また海洋の広範囲に生息したため、種類を特定することで含まれる岩石の年代を世界中の地層と比較することができる。
せっかくなのでフズリナやサンゴの化石の入ったサンプルを持って帰ろうと試みたが、重いので途中であきらめる。
写真だけで、十分だろう。。
ここは希少植物が多く自生しており、シカの食害からこれらを守るためにシカよけネットがぐるりと張られている。
そのネットが落石などにより傷んでいるため、今回補修、補強をするという作業を行なったのである。
さて、白岩山とはその名のごとく、白っぽい石灰岩からなる山。
以前富山にいた時、「白岩谷」とかってに自分で命名した谷があるのだけど、コレも真っ白の石灰岩が分布していたためにそう名付けた。
ちょっと共通するネーミングセンス。
そのせいか、白岩山は何となく親しみのある山に思えてしまうのだ。。
作業中、斜面に転がる石灰岩を見ていると丸いつぶつぶの入ったものや、筋のついたものがたくさん見つかった。
コレ、みんな化石なのである。
丸いつぶつぶはフズリナ、あまり形ははっきりしていないけどサンゴの化石もあった。
その他、貝やコケムシみたいなのも入っていた。
時間をかけて探せばアンモナイトくらい見つかるかもしれないな。。
フズリナは古生代の温暖な海に生息した単細胞の原生動物。
比較的短期間でたくさんの種類に進化し、また海洋の広範囲に生息したため、種類を特定することで含まれる岩石の年代を世界中の地層と比較することができる。
せっかくなのでフズリナやサンゴの化石の入ったサンプルを持って帰ろうと試みたが、重いので途中であきらめる。
写真だけで、十分だろう。。
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